OpenCode 2.2.0で何が変わった?
2026年10月27日、AIにコードの作成や修正を任せられるOpenCodeの2.2.0が公開されました。デスクトップで使う機能や拡張方法が増えています。
今回の目玉は画像生成APIとデスクトッププラグインの追加です。ただし両方とも実験的な機能。安定した一般向け完成機能とは区別してください。
ほかに、モデルごとにキャッシュの保持時間を設定したり、セッションをまとめた後もプラグインの指示を残す改善が入っています。
表は横にスクロールできます
| 項目 | 今回の変更 | 注意 |
|---|---|---|
| デスクトッププラグイン | 追加・共有できる | 実験的 |
| 画像生成・Decision API | プラグインやSDKから呼び出せる | 実験的・提供者設定が必要 |
| AIモデル | GPT-6.1 Terra・Fastに対応 | 利用枠・認証に依存 |
| キャッシュ | モデルごとに保持時間を指定 | 提供者の料金は別 |
| 画面・Todo | UI更新、Todoは任意で利用 | 環境による |
2.2.1・2.2.2で何が増えた?
10月29日公開の2.2.1で、AIが作業を続ける仕組みと画像生成ツールが増えました。2.2.2では画像生成の初期設定も変わっています。
大きな変化は「目標を渡す」「定期的に動かす」「画像を作る」の3つです。自動実行の品質や安全を保証するものではありません。
デスクトップでは、モデル選択とバックグラウンドコマンドの実行状況を確認しやすくなりました。
表は横にスクロールできます
| 機能 | できること | 注意点 |
|---|---|---|
| /goal | 目標達成までレビューを挟んで作業を継続 | 達成判定は人の最終確認が必要 |
| /schedule | プロンプトの定期実行 | 実験的・有効化が必要 |
| 画像生成ツール | AIが画像を生成・編集 | モデル接続と料金の確認が必要 |
| 2.2.2 | 画像対応プロバイダー接続時に画像ツールが初期有効 | 無条件の無料機能ではない |
/goalと/scheduleを使ってみる
たとえば「テストが通るまで修正する」という目標を渡すなら、TUIかデスクトップで /goal に続けて目的を書きます。レビューを挟んで作業を続ける仕組みです。
作業の一時停止・再開・解除もコマンドで操作できます。モデルが達成と判断しても、変更内容やテスト結果は自分で確認してください。
/scheduleは指定した指示を定期実行する実験的な仕組みです。experimental.schedulesなどの有効化が前提。仕事に常用する前に権限・実行条件・停止方法を確認しましょう。
表は横にスクロールできます
| 操作 | 入力・コマンド | 役割 |
|---|---|---|
| 目標を渡す | /goal テストが通るまで修正して | レビュー付きの継続作業 |
| 停止 | /goal pause | 目標作業を一時停止 |
| 再開 | /goal resume | 作業を再開 |
| 解除 | /goal clear | 目標を解除 |
| 定期処理 | /schedule | 実験的な定期プロンプト |
画像生成は2.2.2でどう変わった?
2.2.0ではプラグイン・SDK向け画像生成APIを追加。2.2.1ではAIが直接使える実験的な画像生成・編集ツールが登場しました。
2.2.2は画像対応プロバイダーを接続していれば、ツールが初期状態で使える変更です。2.2.1で必要だった有効化の手間が減りました。
画像モデルの指定には experimental.image_generate.model を使えます。実際の機能は接続先によって異なるため、公式リリースとモデルの案内を確認してください。
OpenCodeを更新しただけで無料・無制限の画像生成が付くわけではありません。API料金や保存先の権限に注意しましょう。
説明用の画像を作る
「この画面の操作を説明する図を作って。保存前に結果を見せて」と頼む。対応画像モデルの接続が必要です。
料金とモデルの確認
接続済みプロバイダー・使用モデル・画像生成のAPI料金を確認する。
デスクトップの使い勝手も進化
2.2では、アプリの中に独自の画面や操作を追加するデスクトッププラグインに対応しました。自分の作業に合わせたツールを組み込みやすくなります。
デスクトップの画面構成やモデルの探し方も改良され、Todo機能は必要な人が有効化できる形に戻りました。
プラグインはまだ実験段階。仕事で使う場合は別の環境で試してから導入してください。
更新前に必読。壊れる可能性がある3つ
2.2.0には互換性を壊す変更(Breaking changes)が公式に3件掲載されています。
OpenCode自体を使うだけなら影響がない場合もあります。ただしプラグインやGitHub Actions、自作スクリプトを使っている人は確認が必要です。
表は横にスクロールできます
| 影響するもの | どう変わった? | 必要な確認 |
|---|---|---|
| OpenCode GitHub Action | 提供終了 | CIに残っていないか |
| TUIプラグイン | OpenTUI 0.7が必須 | 古いプラグインを更新 |
| @opencode/ai | Promise APIの場所が変更 | import文を修正 |
1.xから2.xへ。安全な更新方法
OpenCode 1を使っている場合、通常の1.x更新で勝手に2.xへ移行する設計ではありません。移行前に設定やプラグインを確認しましょう。
まず現在のバージョンと連携機能を確認。急ぎの案件があるなら、作業が終わるまで更新を待つ選択もあります。
OpenCode 2への移行では、プラグインAPIやサーバーAPIに変更があり、TUI設定は自動移行される場合があります。公式の移行ガイドを読みましょう。
- ターミナルで「opencode --version」を実行し、現在の版を記録する。
- 使っているプラグイン、GitHub Actions、認証・MCP設定を控え、公式「Migrate from V1」を確認する。
- 問題ないと判断したら、v1系のCLIでは公式手順の「opencode upgrade --major」などで明示的に移行し、モデル選択・作業履歴・プラグインをテストする。
結局、誰が今すぐ更新するべき?
/goalは修正と確認を繰り返す仕事、画像生成は開発中の図や素材づくりに向いています。
ただし、実験的な/scheduleをいきなり本番運用するのは勧めません。実行権限や停止方法が確認できる環境で試しましょう。
1.xのプラグイン・CIを使っているなら、以前からある互換性の注意も必要です。AI FITでは2.2.1・2.2.2の実際の動作を検証していません。
2.2.5は何が便利になった?
2026年10月30日公開のOpenCode v2.2.5は、新しい大規模機能より、長い作業のしやすさと不具合の修正が中心です。
一番分かりやすい改善は文脈圧縮のために残す余裕を「20%」などの割合で指定できること。モデルごとに扱えるトークン数が異なっていても、一つの設定を使いやすくなります。
大きなMCP応答の扱いやモデル切り替え時のエラーなどの修正、作業ツリーの切り替えやシェルモードのショートカットも含まれます。
設定例(opencode.json)
"compaction": { "buffer": "20%" }更新前に確認
opencode --versionで現行版を確認し、カスタムプラグインやMCPを使う仕事は別ブランチでテストする。
表は横にスクロールできます
| 変更 | 使うときの違い |
|---|---|
| compaction.buffer: "20%" | 文脈の20%を空けておく設定。従来のトークン数指定も使える |
| 大きなMCPメッセージへの対策 | 応答の切断などを減らす修正。実環境の改善幅は未検証 |
| モデル切り替え時の修正 | 切り替え時の失敗を減らす。不具合の完全消滅は未確認 |
| 作業ツリー/シェルのショートカット | 複数作業の行き来をしやすくする |
まとめ:画像生成より先に「更新の安全」を確認
2.2.1は目標付きの継続作業、実験的な定期実行、画像生成ツールを追加しました。2.2.2は画像生成の設定を簡単にしました。
まずは版と接続モデルを確認し、小さな作業で試すこと。自動実行や画像生成の課金に注意してください。
2.2.5では割合指定の文脈圧縮バッファやMCP安定性の改善も追加。機能の有効性・既存プラグインとの互換性は環境によるため、更新を無条件には勧めません。
関連するツール・ガイド
発表・告知日:。
参照情報と調査方針
情報確認日:2026-11-01。公式資料に基づく解説です。AI FITの実測結果ではありません。料金・仕様は変更される場合があります。
