深い青の背景に、同じブランドの色を使った3枚のSNSデザインとカラー見本を並べたオリジナル画像

何が変わる?ブランドの見た目を覚えてくれる

Googleは10月20日、Geminiアプリに小規模事業者向けの専用画面と新しい作業ツールを発表しました。注目は「ブランドの見た目を毎回説明しなくてよい」ことです。

Webサイトやロゴ、色の指定、フォントなどを登録すると、そのデザインの方向性をGeminiが再利用できます。新商品のお知らせやSNS画像を作るたびに、同じ資料をアップロードし直す手間を減らせます。

画像生成にはGoogleの「Nano Banana 2.1」が使われます。仕上がりの正確さや日本語文字の表示は、公開前に人が確認する必要があります。

図解:ブランド登録からSNS画像まで

たとえばカフェなら、ロゴと色を登録し、「秋限定メニューのお知らせ画像を作って」と頼む流れです。同じ雰囲気の画像を繰り返し作りやすくなります。

Googleが発表した機能をもとにした利用例で、AI FITが実際の画面を操作した結果ではありません。

  1. 自分のWebサイト、ブランドカラー、フォントなどを用意する。
  2. 新しいブランド設定に登録する。画面がまだ表示されない場合は順次提供を待つ。
  3. 「このブランドの雰囲気で、新商品を紹介するSNS画像を作って」と依頼し、文字・ロゴ・商品情報を確認する。
Webサイト・カラー・フォントをGeminiに登録し、統一感のあるSNS画像へつなげる3段階の図解
発表内容をもとにした説明図です。Geminiの実際の画面ではありません。 画像を拡大して見る ↗

売上データも、グラフで見やすく

Geminiは表計算ファイル、領収書、購入記録をもとに、財務情報をグラフや操作できる分析画面に整理する機能も発表しました。

例えば「今月の売上と経費を分けて、費用が増えた項目を教えて」と頼む使い方が考えられます。AIの集計結果は、元データの金額・期間・税区分と必ず照らし合わせましょう。

領収書や取引情報には個人情報が含まれる場合があります。アップロード前に社内ルールとデータの取り扱いを確認してください。

領収書や表計算をGeminiで整理し、グラフにして金額を人が確認するまでの図解
AIが作った分析結果は元の数値と照合しましょう。画面は説明用イメージです。 画像を拡大して見る ↗

Canva・Shopifyなどの連携も

新しい事業者向け画面は、Google Business Profile・Google Ads・Google Workspaceのほか、Adobe、Canva、Dropbox、Shopify、Wix、Zoho、Xeroなどの接続を案内しています。

ただし、対応サービスが並ぶことと、すべての操作を自動実行できることは別です。連携先の契約、許可するデータ、利用できる操作は個別に確認しましょう。

日本で使える?料金は?

Googleは今後数日間で、世界中のGeminiアプリ利用者へ順次展開すると説明しています。現時点で、日本語画面での提供状況や無料プランで使える機能の範囲は確認できていません。

新しい事業者向け画面が表示されない場合も、すぐに不具合とは限りません。料金や連携サービスの権限はGeminiアプリの画面と公式案内で確かめてください。

こんな仕事なら試す価値がある

特に向いているのは、SNSの販促画像を何度も作る小規模店舗や、売上資料を自分で整理する個人事業主です。色や雰囲気の統一を重視する仕事では、毎回指示を書き直す負担を減らせる可能性があります。

反対に、デザインの細部を厳密に指定する場合や、財務データの正確性が必要な場面では、Canvaなどの編集画面や元の表計算で最終確認する方が安全です。

関連するツール・ガイド

発表・告知日:。

参照情報と調査方針

情報確認日:2026-10-21。公式資料に基づく解説です。AI FITの実測結果ではありません。料金・仕様は変更される場合があります。